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Instagramers Japan|日本の インスタグラム ( Instagram ) ユーザー インスタグラマー コミュニティ

2冊目の本を出したらバカ売れしている模様です。 InstagramersJapan(IGersJP)初の本、 instagramersFile の話。|日本の インスタグラマー コミュニティ IGersJP


528a35c5e590015e64a1b9169653732c 410x410 2冊目の本を出したらバカ売れしている模様です。 InstagramersJapan(IGersJP)初の本、 instagramersFile の話。

正直言って驚愕している。だって予約開始初日で阿佐ヶ谷住宅写真集流通分を売り切ってしまったのだそうだ。
Instagramという一種の社会現象について、InstagramersJapan(IGersJP)代表者として、きちんと残して置きたかったというのが企画動機だった。
市場は大歓迎してくれた、ということなのだろうと思う。正直に嬉しい。

今日に至ってもぶっちぎりでAmazon写真カテゴリで1位である。

まだ一位 2冊目の本を出したらバカ売れしている模様です。 InstagramersJapan(IGersJP)初の本、 instagramersFile の話。

ひょっとしてひょっとしたら年内に初版完売(書店流通分を除いて)の可能性も視野である。
これについては伝説作りへの各位の協賛を待つばかりである。

InstagramersJapan(IGersJP)をやってきて基本的には強烈に楽しかった。今も楽しいし、来年も企画目白押しだ。
IGersJPの運営は喰うための仕事ではない。どちらかと言えば仕事のために喰っている方である。
楽しいからやっていることなのであり、楽しくなくなれば写真活動と同様にいつでもスッパリ辞めるつもりでいる。

スタンスはこの3年変わっていない。

ところで、Instagramとは当然一過性、色物としてのInstagramという側面で見ればブームは既に去って久しい。
だがユーザーが減ったのかというとそうではなく寧ろ増えたと思える。つまり普及したのである。
更に言えばスマホユーザーは東名阪を中心とした都市圏が未だ優勢で、国内のマーケットで鑑みれば実はまだまだスマホの伸び代は大きい。
つまり潜在的な将来のInstagramユーザーはまだまだ、びっくりするくらい、存在している、という事だと思っている。

また当初iPhone専用アプリだったInstagramはiPhoneography界隈で疎んじられてきた歴史がある。
フィルターを掛けただけのお手軽iPhone写真はiPhoneograpyでは無いという論調である。
感情的に理解が出来ないわけでは無いが、それは選民思想だったり、排他主義だったり、鎖国宣言の事である。

更に環境的には高画質化を重ねついにはOSのメジャーアップデートを果たしたiPhoneにアプリベンダーがついて行けなくなったというか、
ついて行っても最早儲からなくなったというか、
高画質なiPhone写真を下手にいじると甚だしい画質劣化に鑑賞が耐えられなくなった、
という逆説的な事象も散見されるようになり、
とどのつまりはVSCO等に支配的な、元素材がまず良くて、そこにただフィルターを掛けるだけの方が美しいよね、
という結果報告を市場側がしたという事も大きい。
要は加工をする意味が無くなったのだ。若しくは高度な加工技術が無いのなら加工をしても単に画質劣化を招くだけになったとも言える。

結果2013年iPhoneography.comは自らサイトを閉鎖し、その歴史をiPhoneographyというシーンごと消滅させたように思われる。
個人として13年に上梓した書籍はiPhoneographyへの葬送曲でもある。
iPhoneography衰退最大の要因は、排他的だったということに尽きる。

Instagramというアプリ単体がInstagramersという世界規模のシーンを構成し、
更にはamptやjuxtを筆頭にモバイルフォトグラフィの新しいムーブメントを産んだのはひとえにInstagramのオープンマインドさに拠るところが大きい。ブランド力を有するデバイスデマンドの話ではなく、アプリ一本が切り開いた地平であることも大きいだろう。
つまりオープンだった側が結果的に必要とされ、世代が交代したということなのだろうと思える。

Instagramがオープンだったのはデバイスに関わらない。
スマホユーザーもいればトイカメトイデジユーザーも、アナログ愛好家も、デジイチユーザーもひっくるめて同じフィード上で写真の楽しみを共有できた点は非常に新しい視野だったと思える。スマホユーザーがデジイチユーザーから写真技法を学びアナログユーザーから写真表現を学んでスマホ写真を進化させる様な、逆に旧来のカメラユーザーがモバイルフォトから刺激を受けてスマホに画像を取り込んでフィルターを楽しむ様な動きも見られた。
こうしたオルタネイティブでグローバルな写真ムーブメントが育てた特異で新しいオープンなカルチャーは価値あるものだと思えた。

その象徴が本書だ。

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平澤最勝写真展 「細胞分裂」にて11月23日(土曜) 17:00~ 喋ります。
追記あり 2014年版阿佐ヶ谷住宅カレンダー作りました。無料でダウンロード頂けます~。
そんなに深い意味は無いんだけど模様替えした。
【急募】22日15時から16時まで The Tokyo Art Book Fair 2013 ZINE’S MATE で僕と握手!
来週いよいよ阿佐ヶ谷住宅写真集が発売されますよ。
flatjeansコラボな限定阿佐ヶ谷住宅写真集を高円寺フェスで販売します。
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tokyoartsgallery ファーストコレクション展 に阿佐ヶ谷住宅作品出ます。
高円寺フェスで阿佐ヶ谷住宅Instagram展!

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