InstagramersJapan(IGersJP) Interview 34 ima_ju|日本の インスタグラマー コミュニティ IGersJP
34人目にはIGers界の無印良品(文責えんぞう)ことこの方をお迎えしております。
→IG名を教えて下さい。
ima_ju (イマージュ) と言います
→IG名の由来は何ですか?
自分の名前のもじり具合に加え、ユニセックス的な名前を当時好んでいたのだと思います。短名につきます!
(聞き手:確かに最初女性だと思ってました。)
→公開可能なTwitterなど他のアカウントがあれば教えて下さい。
twit等など登録してますが(震災以降)、機能してないのでオフレコということで・・(謝)
→サイトやブログ、Flickrなどお持ちでしたらURIをお願いします。
ブログ停止中、FlickrはIG ストレージ中、とりあえずオフレコにしておきます(謝)情報発信は好きなのですが、最近はいろいろと手間で、ほぼIG 一本ですね(たまにFB)
(聞き手:トリ前の作品flickrに投げてiPhoneography関連のグループに投げたら全然フィーチャーされるような気がします。)
→お仕事は何をされてらっしゃいますか?
建築家業です
→写真(instagram作品を含む)を始めたのはいつですか?またキッカケは何ですか?
小さい頃は銀塩カメラ本体を眺めてるのが好きでした。写真自身は大学の頃からですね。模型の写真を撮る必要性にかられてですが・・。ただ、フィルムはお金が掛かるので当初は控えめでした。
やはりデジタル時代に入ってからグ~ンとポジティブに。
IGを始めたきっかけは、実は父親の死。
没後1週間程経過してからスタートしました。親父の魂が空をさまよっている時期だったのに加え、SNSも電波で空中を飛び交うじゃないですか・・こちらの世界の実像=写真を介して魂と会話する・・みたいな感覚がそもそものトッカカリでした。
(聞き手:喪失体験から来る抑鬱が契機で、ということなら俺もそうだな~)
→普段UPしているIG作品はどのような工程で作られていますか?
iPhoneネイティブで撮影 → ストック扱い → 気が向くままに写真をいじりたい時に加工・いじる → またストックが溜まる → 概ねアップする時間が決まっているのでその際に再考してポスト・・そしてまた溜まる:笑・・といった流れです。
ただ、アップする際に気にしていることはあります。
その時の1枚!という感情には流されず、常にマイギャラリーの全体像を気にしています。
濃い系ばかりが集中してないか・・ミニマルなものが集中してないかなど・・。
カラーのものとBWの並びとか。
私にとっては全体あっての1枚なので、群をなした時の緩急やバランスを考慮しています。
→生活の中でいつ写真を撮っていますか?(例:昼休みしか撮りに行けない!等)
時間は問わず!写真感覚については不夜城です(iPhoneなので夜はNGですが)。
モバイルフォトが骨子なので、手軽さの利点を考えると、そうなります。なので、自ずと雑種系になります:笑
→お薦めのアプリはありますか?その理由も教えて下さい。
利用するアプリはほぼ限定されています。
操作性や巾広さを踏まえると、現時点、Snapseedに勝るものはないでしょう・・。
基本はこのSSで、フリップ・クロップ関連でSquaready(正方形さん)、なめらか機能にてPS Express・・といった3点は常。
その他はお試しで使う程度です。
時世的な側面もあると思うのですが、昨今は割と深くエディットされている作品が多いので(入念なエディットで臨場感を出す、あるいはアート化する傾向)、私もその影響は受けなくはないのですが、リアリティ優先でいくならば、フィルター一発アプリというよりは、前記3点の細かい作業ができるアプリは必須だと思います。
→IGを始めて変わったことはありますか?どう変わりましたか?
ものの見方・捉え方は、まず刺激になりましたし、当然変わりました。
他の方の作品によっては日々感銘を受ける機会も多くなりました。
そもそも私は少々ヒネクレ者なので、時流に乗るというよりは、皆がやる事の真逆を試みたい人間です。
あるいは、次が全く読めない・・みたいな言い方をされると凄く嬉しいタイプです。
ただ、作り込み過ぎたものにはしたくありません。
また、写真というビジュアル性故、直感表現=見栄え勝負というところが強いと思うのですが、そうではなく、例えば文面を加えることでちょっとした奥深さを与えてやるなど、もっと複合的に捉える力を養いたいと思ってます(ビジュアル面とは別の重厚感みたいなもの)。音楽は譜面があって初めて成立します。写真に対しても、そんな譜面に当るものを表現したいわけです。あくまでも自分を鍛えるためだけなんですが・・。
IGをやればやるほどそんな気持ちがより強くなって来ました。
恐らく一作品として終わるのではなく、メッセージとして後を引くようなものが好みなんだと思います。とは言うものの、何も出来てませんが・・笑
→iPhone以外で愛用のカメラはありますか?
銀塩時代からの影響か、根っからのオリ党(オリンパス)です:笑
フォーサーズ(オリ特有の撮像素子サイズ)に対しては以前からいろいろと賛否両論がありますが、プロでない限り、フルサイズやAPS-Cの恩恵をあなたは被っていますか?
その差が明確に認識できますか?・・とフォーサーズ嫌いの人には言いたい!!:笑 / 今はOM-Dが愛機です
→広義にこれから写真という活動をどうしていきたいですか?
アプリの恩恵もあって、鮮明さやリアルさを除けば、万人が手軽にグッとくる写真を作成できる時代になりました。
モバイルという道具をも含めれば、写真は全体(=主たる表現)ではなく、益々、部分(=カスタマイズの一要素)的な立場になってきたように思います。
裏を返せば、質より量、あるいは質よりセンスといった背景画像ツールを大量にこしらえることができるわけです。
従って行きつくところは、写真が顔としてあるのではなく、写真というクリエイティブツールを利用し、2次元表現の枠を飛び越えた「何か」をやらかしたいという野望なわけです。それが何かと聞かれると、お答えできませんが・・苦笑
→IGersJPに要望はありますか?
エキシビジョンで出品されるものに対して、キャプションはできれば添付してもらいたいとは思っています。
写真は詩的な側面があります。IGならではの一般的な日曜写真展との差別化も大切ですし、あるいはアートと知性の融合の証し故、ある程度のキャプション表現は重要だと思っています。
このことにより、その作家の「人となり」が表現されれば・・と強く願っています。
(聞き手:ありがとうございます!要望としては多いんです。そして昔はやってたんですよ~。またやろうかしら。どうしよう。でもキャプション書くの嫌いな人もいて中々難しいんスよw)
→最後にユーザーの皆さんに告知やコメントなど何でもお願いします。
写真は、”もの” の見方が変わるだけでも凄いプラス要素!
こういった「表現行為」は続けることで見えてくるものがあります。
IGを通じたコミュニティ育成も然り。
色々な方にお会いできる機会があれば是非ともよろしくお願いします!
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いまーじゅさんあざました。
一点一点の作品は勿論、ギャラリーとしてのアトモスフィアに至る「緊張感」はいまーじゅさんの作家性を如実に示しているな、と思います。
こうして熱く語って頂くと、人となりがすげぇよく見えて勉強になりました。
全体最適を志向するのは建築家的なアプローチなのかな~。敬愛してます。
そんないまーじゅさんの世界観に是非みなさんも浸ってみてください!
本日公開! 【インタビュー公開!】InstagramersJapan(IGersJP) Interview 34 ima_ju :http://t.co/Eyd87vwOGQ
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