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【結果発表】新納翔 写真展「築地0景」開催記念!新納翔が選ぶ 「残したい風景」 コンペティション|インスタグラム日本のユーザーコミュニティIGersJP


先日開催された
新納翔 写真展「築地0景」開催記念!
新納翔が選ぶ 「残したい風景」コンペティション

の結果が纏まりました!たくさんの投稿をありがとうございました!

おまちかねの結果発表です!

まずは新納さんより総評を頂いております。

今回は500点を超える作品が集まりまして
選ぶ側としても全ての作品と真剣に向き合い、
5キロも痩せてしまいました。

今回の題目である「残したい風景」それは必ずしも綺麗な風景でもなく、
時に悲しい写真であるかもしれません。

ここで重要なのは、
残した風景と「残すべき風景」の違いを考えるに、
そこにどういった差異があるのかということを、
応募下さった方にぜひ再考していただきたく思います。

今回はそういう点を踏まえ、
いいなと思った作品に対しては、
コメントを読んだりタグを参考にさせていただきました。
残念ながらその時点で、セレクト落ちした作品も多くありました。

「いい写真」は多々ありました。
しかしてそこに、「残したいのか」というフィルターを通した時、
本当にその言葉に値するものなのか、
今回のセレクションの肝はまさにそこにありました。

写真とInstagramのボーダーがどんどんと希薄になる一方で、
Instgramだけが持つものがあるとすれば、
借りてきた風景を自分色に染めることが出来ることだと思います。
いまや写真を発表することは、
アップロードのボタンを押す簡単な作業になりました。
しかし、
そこに潜む責任を感じることが、
さらなる深い写真を制作するヒントだと考えます。

それでは!

優秀作品に選ばれた9名様です。

お名前をクリックいただくとwebstaのユーザーページに遷移します。
※facebookにご投稿いただいた方は作品のご紹介とさせていただきます。

それぞれの作品に新納さんからのコメントを頂きました!

e__hayaさん

→なぜこれが優秀作品なのでしょうか?自分でも分かりません。こんな事をいうと審査員として失格の印を押されてしまうのですが、最後までセレクションから外せない「何か」がこの写真に潜んでました。
殺人タイヤが主人公の映画「RUBBER」にて、「そもそも人生というもの自体理由(No Reason)の無いことの連続なのだ。だからこの映画はNo Reasonに対するオマージュである」ともっともらしいセリフから始まるのですが、妙に説得力があるのですよね。意味のないことに意味を見出してさも価値のあるもののように仕立てあげる、それは無粋なことなのでしょうか。
このタイヤのある光景を見ていると、なぜ作者はこれを残した風景に選んだのか、次々に疑問が湧いてきてしまいます。そういう意味で写真の面白さを伝えてくれている作品なのではないでしょうか。
なぜこの作品を選んだのか、それはまさしくNo Reason。

yoshiboworksさん

→私の作風はどちらかといえばシリアスな方だと思います。自分ではそういう意識はないのですが、どうにも周りからそういう風に言われるのでそうなのかなという感じなのですが、本当はガーリーな写真を撮りたく思って這います。この作品なのですが、観覧車というものから連想される「永久性」をうまいこと表現されていると思います。
Instagramの写真を見ていて良く思うのは、もう少し色調が写真にマッチしたものであれば良かったのにという事です。この方はその点をうまく抑えておりまして、今回は投稿者の名前を伏せてセレクトしたのですが、複数点が最後まで残ってしまい、結果として優秀作品に二点が残る結果となりました。
自分が何を撮り、どうしたいか、そういうことをわかっているか否かで写真に遊ばれることは無くなると思うのですね。

jyamingo_suzukiさん

→先に述べました「自分の色」をモノクロでうまく表現されていると感心しました。名前を見なくても写真を見るだけで作者がわかるというレベルに達せれば立派なプロというものです。最近は優秀なアプリが多く出てきましたが、アプリに使われてしまってはその時点で自分の意思は消えたも同然。
モノクロ作品が減る中でこの写真はモノクロにすることが正解だと言えるものだと思います。シャッターのタイミング、インパクトさ、素晴らしいです。これがプリントにどの程度耐えられるものかとうい点も重要です。というのも、Instagramだけで考えれば、ある程度無理なレタッチをしても差し支えないのですが、我々写真家は、大きくプリントすることを考えた上で撮影しているので、デジタル時代後修正が効くとはいえ、ファインプリントを制作するにはフィルム同様の許容範囲しかないのです。
もしその点もクリアしていれば、なかなかの腕前だと思います。

yoshiboworksさん

→ダブル入選おめでとうございます!
風船とその周囲の色が絶妙にマッチしており、また本人が意識されたかは分かりませんが、背景のひらがなマットがジャパネスク的でまさに「残した風景」「残したい時間」なのだということが良く伝わってきました。欲を言えば、さらに構図、要らない部分をギリギリまで排除することができれば言うことなしという感じです。
しかし、あーだこうだと講釈をたれる以前に、ただ「良いですね〜」というのが、いい写真なのでしょうね。
そういう意味で私の琴線に触れたのでしょう。

shingo.dec15さん

→はじめにこの写真を見た時は、長時間露光で花畑を撮ったものかと思いましたが、ホタルの光なのですね。
作者の「興奮した」というコメントにある通り、これだけのホタルが飛び交う光景に出逢えば誰でもそうなると思います。私は興奮する景色に出会ったものの、カメラにフィルムが入ってないまま一時間撮り続けるという黒歴史があるのでよく分かります。
自然がなくなりつつある現代、かつてはどこにでもあった風景を見るのにお金を払わばければいけないなんてことはザラです。景色に対価を支払う、これは日本人的感覚で言えば少し受け入れがたいものもあるのでしょうが、本来それが普通なのでしょうね。
写真の持つ記録性にはそういう働きがあるのだと思います。

cgn_mikaさん

→どこにでもありそうな窓、ちょっと古臭さを感じる以外これといった特徴がない外壁。
しかしそこに降り注ぐ光が作った独特の光に、その時にしか拾えなかった景色なのだということが分かります。私は自転車が好きなので時々、ここはいい景色だから次撮りに来ようと思って、別の日に行っても何か違うのですよね。まさに一期一会。
この光が偶然出たフレアだとして、そこでこの写真をセレクトするという所に偶然と必然の掛け合わせがあるのだと感じます。
プリントでじっくりと見てみたい作品ですね。

haruphotoさん

→継続は力なりといいますが、写真の世界に関してもそれは言えることだと思います。
ただ自分が興味あるからとストックしていったものは、他の人から見れば立派なアート作品になるかもしれません。よくこれだけ意味のないものを撮ったなと思うものであっても、当の本人にしてみればお宝であるというのはよくある話。
この作品を含めこの方の写真は一貫して筋が通っている所に非常に好感が持てます。もちろんこの写真単体もいいのですが、この一枚の前後に何があるか、非常に重要な点です。
継続は力なり、初心に帰ることの大切さを教えていただきました。

tomofubeatsさん

→先日東京某所を歩いていたらやたらと空が広く感じたのですね。よく見ると電柱が地下に潜ってスッキリとしていたのですが、逆に電柱、電線が持つ面白さというのもあります。自分もよく撮るので分かりますが、無機質なわりに2つとして同じものがない電柱に擬人化したモノを感じているのかもしれません。
電柱の歴史を考えても、おそらく人類百年前後の電柱写真の歴史。
これはまさに残すべき写真でしょうね。
さらにこの写真は、赤と白の鉄塔に赤信号、それにスッキリとしたブルーの空。見ていて非常に気持ちのいい写真ですね。

・Eri Ishizuさん(facebook投稿作品)
残したい風景 築地FB
→なにかのお祭なのでしょうか。非常にジャパネスク的でありつつ、見事な写真です。Instagram云々関係なく非常にいい写真ですね。そしてなおかつ背景に写っているマンションの存在が現代なのだと実感させるところが非常に面白い隠し味になっていますね。
ただこういう写真はある程度被写体の面白さに頼ってしまう所があるので、それをいかに自分の写真に落としこむかというのが難しい課題ではありますね。

優秀作品に選ばれたみなさん、おめでとうございます!

みなさんの作品は創業64年の美術関連を専門に印刷している渡辺美術印刷株式会社により、
プリント・額装の上、
「新納 翔 写真展「築地0景」」
会場で展示・販売をさせて頂きます。
※展示の許諾をこの後受賞者のみなさまにIGersJPから個別にさせていただきます。
※販売収益については販売結果に応じてIGersJPが個別にご連絡をさせていただきます。

そして、
特別賞の発表です!

特別賞受賞はこの方!

yoshiboworksさん

特別賞を受賞されたkiyochamchamさんには、
新納さんの最新写真集である「築地0景」に直筆サインを入れてプレゼントさせていただきます!

InstaDirectでひと声かけて下さいませ!

受賞者のみなさまおめでとうございます!
また、
企画および審査にご協力頂いた新納さん、ありがとうございました!

尚、
新納さんの新納翔 写真展「築地0景」会場では、
300部限定の写真集「 ”Tsukiji Zero”」をゲットすることができます。
ふげん社サイトより通販も可能です。

更に、
6月20日(日)には、
ふげん社にてトークイベントが開催されます。

・6月20日(土)13:30〜15:00(13:00開場) ギャラリートーク

鼎談 『目、舌、足が語る築地』
新納翔(写真家)×渡邊博光(築地食べ歩きの達人)×佐藤洋一(早稲田大学教授 都市形成史専門)
会場:ふげん社 写真展会場
参加費:ドリンク代500円(ご予約は不要です。当日受付にてお支払いください。)

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お近くの方はぜひ!

新納 翔(写真家)プロフィール

1982年 横浜生まれ
2001年 麻布学園卒業
2002年 早稲田大学理工学部応用物理学科入学
2006年 同大学中退
2009年 Gallery Niepceのメンバーに参加(-2010)
2012年 川崎市市民ミュージアムにて写真講座の講師を務める

Nerorism-Niiro Sho Photography

個展

道脈 (Gallery Niepce,Tokyo 2006.6)
横浜遥か近景 (Garellia Q,Tokyo 2007.9)
Out Line (Garellia Q,Tokyo 2008.2)
Dystopia Nippon (Gallery Niepce,Tokyo 2009.2)
山谷Now (Gallery Niepce,Tokyo 2009.6)
道脈 #2 (Gallery Niepce,Tokyo 2009.8)
Dystopia Nippon #2 (Gallery Niepce,Tokyo 2010.1)
道脈 #3 (Gallery Niepce,Tokyo2010.4)
NoSunnyDays (Gallery Niepce,Tokyo 2010.9)
山谷 (Zen Foto Gallery, 北京 2011.1)
Tokyo Foto (from LibroArte 2012.9)
帳場カメラマンが見た山谷 (広島大学 2012.10)
NoFoundPhotography(Paris, 2012.11)

グループ展

vs. Station by Dystopia Photographers (Gallery Niepce 2009.9)
Spicilegium Amecitiae (Totem Pole Photo Gallery 2010.11)
Spicilegium Amecitiae (Totem Pole Photo Gallery 2011)
The Histoic Future 8.4 Yokohama 新納翔×下平竜矢 (大蔵寺 唯摩堂、神奈川)

出版物

山谷 (2010 Zen Foto Gallery)
Another Side (2012 LibroArte)


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